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タイ、ラオスにおけるワット () とはパーリ語の ' ないしサンスクリットの ' を由来とする言葉で、寺院を意味する言葉である。 ないしサンスクリットの ' を由来とする言葉で、寺院を意味する言葉である。 を由来とする言葉で、寺院を意味する言葉である。 == 定義 == 通常「ワット・○○」という形で、固有名詞の上に冠して用い、それが寺院であることを示す、あるいは、「ワット」単独で寺院一般を意味する。 ワット自体は寺院を意味する一般的な言葉であるため、ワットを冠する施設が絶対にタイ・ラオス的な上座部仏教施設であるとも限らない。たとえば、バンコクにあるワット・シーマハーウマーテーウィーのようなヒンドゥー寺院はワット・ケーク(インド人の寺)と呼ばれ〔佐藤弘 『タイのインド人社会』 アジア経済研究所、1995年、p.30 ISBN 4-258-05092-X〕、ヴィエンチャンにあるヒンドゥー寺院もワット・ケーク、ノーンカーイにあるヒンドゥー寺院もワット・ケークと呼ばれている。バンコクにあるカルワリオ教会(聖ロザリー教会)はキリスト教会であるにもかかわらずタイ語ではワット・カーンワー(カルワリオ寺院)とワットを冠して呼ばれている。また、バンコクにある中国・チベット寺院、ワット・ポーメーンクンナーラームもワットを冠して呼ばれている。 一方、モスクは、マッサイット (マスジドの訛り) 、スラオ () などと呼ばれ通常、ワットを冠さない。 なお以下では混乱を避けるため、仏教寺院のみについて記述する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワット (宗教施設)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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